②紀州技研工業 株式会社

  1. ホーム
  2. わかやま働コーナー【企業調査隊】
  3. ②紀州技研工業 株式会社

紀州技研工業 株式会社
わかやま働コーナー 企業調査隊 若年者地域連携事業

地域の中小企業への理解を深めて頂くために、
県内大学のキャリアセンターと連携し学生を募り、企業調査隊を結成しました。
学生レポーターによる企業取材を行い、県内企業の魅力をWEBで発信しています!

取材に御協力頂いた企業は全6社!

今回、紀州技研工業株式会社の動画は、制作案の作成、撮影、編集等を和歌山大学の学生が担当いたしました。
ぜひご覧ください!

紀州技研工業 株式会社
産業用インクジェット装置の製造・販売から印刷技術のさらなる躍進に挑みます。

★撮影・編集
和歌山大学 上田 一輝さん
和歌山大学 磯部 貴翔さん
和歌山大学 湊 拓磨さん
企画から動画制作までの全てを担当した感想は最下部から!【感想はこちら】

笠野様.jpg
インタビュー:笠野 浩史 様
※インタビューの内容は質問をクリック!

 Q1.現在、どのように思われていますか。

 したい事をやらせてくれた当時の上司に感謝していますし、今も感謝しています。

 Q2.何故、和歌山で就職したのですか。

 就職氷河期というのがありまして、和歌山に帰って来れたらいいなっていうのが一つあっただけですかね。
特に、業種とか開発とか、機械関係とか全く狙いはなかったです。
入ったら、どこでもやれること、何でもしようっていう気持ちしかなかったです。

*就職氷河期 1990~2000年代、社会的に就職難になった時期の通称

 Q3.入社当時の製品はどのようなものでしたか。

 プリンターを初めて見た時に、1回通り過ぎるだけで、接触せずに大きな文字を綺麗に描くのですごいなと思ったのを今でも覚えています。
しかし、すごいなと思ったんですけれども単色っていうことに多少ガッカリした部分があったですね。
カラー打てないのかと、当時感じたのを覚えています。

 Q4.笠野様が製作されたフルカラーのインクジェットプリンターについて話してください。

 15年かかちゃいましたけれども、その後、技術もついたし、環境や道具が揃ってきたというところで、やっとフルカラーのインクジェットプリンターを実現できました。

この中に、プリントヘッドが入っていまして、色の4原色(三原色+黒)、黄色、マジェンタ、シアンと黒でフルカラーを実現しています。
4色を印刷した後、UVの紫外線の照射器がありまして、LEDの光でインクを固めるという一連の流れになっています。

一見すると綺麗に見えた。それで慢心していたんですけれど、いざお客さんに使ってもらうと、この色が違う、とずいぶん教えていただいて、そのお客さんのおかげで、そこから色を改善したりして、ずいぶん良くなったです。

そういうのは、お客さんのおかげって言うのがあると思います。

 Q5.この会社ならではの嬉しさは何ですか。

 缶の飲み物の裏に賞味期限を印刷する機械とかも作っています。
これなんかが一つの例ですけれど、一番嬉しいのは、コンビニとかスーパーとかで手に取った商品が印字の形で、自分とこの商品とかが分かるんです。そういう時が嬉しいです。

 Q6.就活中のみなさんに、ひとことお願いします。

 先程話した、自分の境遇とかいうのもあるのですが、今、勉強していることが会社で役に立つのかどうか、多分不安があると思いますが、全然関係ない、問題ないです。
僕の例なんかもそうです。
だからといって、何も勉強しないのはダメなんですけれど、勉強した事がひょんなことから役に立つことがあります。
だから、何でも良い、何かしら勉強しておけば、そのうちいつか役に立つ、と思います。

取材の感想
学生 紀州技研工業.jpg

磯部 貴翔さん
どうすれば動画を見てもらえるのか、どうすればその企業に興味を持ってもらえるのかを就活生の立場に立って考え、実践するというのは貴重な機会だったと思います。
このような点では、動画を制作することより企業を知ることの方が大きかったと感じました。普段知ることのできない企業側の考えや視点を見ることができ、非常に良い経験ができたと思います。
また、どの企業さんも優しく対応してくださって、楽しく取り組むことができました。

湊 拓磨さん
企業へ実際に現地取材して感じたことは、企業ごとでそれぞれの個性や良さがあったことです。
その企業が求めている人材の違いによって、このような違いが生まれていると思いました。
なので動画制作は企業ごとの個性と良さをアピールし、その企業が求めている人へ動画が届くように努力しようと思いました。

このページの先頭へ