わかやま働コーナー 企業調査隊 若年者地域連携事業
地域の中小企業への理解を深めて頂くために、 県内大学のキャリアセンターと連携し学生を募り、
企業調査隊を結成しました。
学生レポーターによる企業取材を行い、県内企業の魅力をWEBで発信しています!
取材に御協力頂いた企業は全6社!
剤盛堂薬品株式会社
漢方・生薬製剤の研究開発、製造販売をされています。
業務内容や取り組み、お仕事の様子などについてお話を伺いました。
★インタビュアー
和歌山県立医科大学 薬学部 木原 百香 さん
和歌山県立医科大学 薬学部 五嶋 菜花 さん
和歌山県立医科大学 薬学部 亀田 由梨奈 さん
【剤盛堂薬品株式会社】
★ダイジェスト版★動画
準備中
≪長編動画≫↓ ↓
インタビュー:総務部 係長 亀田 剛 様
Q1. 御社の会社概要や沿革について教えてください。
Q2. 御社の企業理念や将来ビジョンについて教えてください。
Q3. 先ほど御社では独自の製品を作られてているとのことでしたが、ホノミ漢方とその他の漢方との違いについて教えてください。
Q4. ホノミ漢方に注目されたというか、作ろうと思ったきっかけ等について教えてください。(ホノミ漢方に注目されたきっかけ等について教えてください。)
Q5. 風邪や高血圧の治療薬の研究開発は飽和状態であるとお聞きしたことがあります。その点に関して、御社の製品の強みや特徴について教えてください。
Q6. 製品の安全性と品質を確保する上で重要な事を気をつけていることについて教えてください。
Q7. もしよろしければ、開発中もしくは研究中の商品について教えていただきたいです。
Q8. 医薬品の規制の変化や医薬品市場での需要の変化について、どのように適応していますか。また、どのように適応するのがいいとお考えですか。
Q9. 御社の基本理念「共生」について、社員間での取り組方法について教えてください。
Q10. 今後の会社のために、社員や従業員に求めていることについて教えてください。
Q11. 最初に、剤盛堂さんが、和歌山で完結しているとおっしゃってたんですけど、和歌山という地であるからこその強みなどがあれば教えていただきたいです。
※インタビューの内容と回答の概要は こちらをクリック!
インタビュー:薬学研究所 田岡 笑子 様
Q1.1日の業務の流れについて教えてください。
Q2.お仕事の際、大切にされていることについて教えてください。
Q3.製薬には様々な過程があると思うのですけど、その様々な過程の中で薬品研究所は何をされていますか。全過程なのか、一部過程なのか教えていただけたら助かります。(製薬には様々な工程があると思いますが、薬品研究所は何をされている場所ですか?)
Q4.現在このような研究がされているか、もし可能であれば教えていただきたいです。
Q5.グループで研究されていると思いますが、現在幾つぐらいグループがありますか。また、他の研究をされている方同士、グループ同士等のつながりはあるのでしょうか。
Q6.最近のトレンドであるAI技術のデジタル化というのがあると思うんですが、そういうのはどのように取り入れていらっしゃいますか。
Q7.ホームページなどでエビデンスデータの収集がしっかり行われているという内容を拝読したのですが、漢方薬においてはランダム化比較試験の数が少なくて信頼性が低いという話をよく耳にするのですが、御社では臨床試験などはどのように行われていますか。
Q8.ある統計データによると、漢方薬に効き目があると考えている方が半数を下回っている。特に若い方でその傾向が強いとのことなんですが、これについて御社はどのようにお考えでしょうか。また、若い人が漢方薬に興味を示すためにはどのようなことが必要だと思われますか。
Q9.共生が基本理念として掲げられているということを先程お聞きしたのですが、実際に働いている中で意識されていることがありますでしょうか
Q10.この仕事をしていてよかったと思う瞬間などがあれば教えていただきたいです。
Q11.入社前と入社後で働いてみて、イメージが変わったことなどありますか。
Q12.私たち薬学部生の先輩として質問したいのですが、女性研究者や製薬業界を目指す学生に対するアドバイスをいただけたらとても嬉しいです。特に学生時代に取り組むべきことや必要なスキル等について教えていただきたいです。
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インタビュー:薬学研究所 石田 裕美 様
Q1.入社の決め手は何でしたか?また、就職活動の際に重視した点について教えていただけますか?
Q2.大学ではどのような研究をされていたのでしょうか。
Q3.製薬関連の企業で働くために取得された資格があれば教えてください。
Q4.現在どのような研究をされていますか。もし可能であれば教えてください。
Q5.入社してから大変だったことについて教えてください。
Q6.業務の中でやりがいを感じた瞬間について教えていただけますか。
Q7.御社の職場環境で、特に気に入っている点を教えていただけますか。
Q8.最近、ジェンダーの平等とかが結構言われてると思うんですけど、職場において平等になってるなって感じる時とか、ここまだ格差があるなって感じる瞬間があったら教えていただきたいです。
Q9.製品の市場調査に関わる機会はありますか。また、実際に使用者の方から感想を聞くことはあるのでしょうか。
Q10.薬学部生が、漢方について特に知っておくべきことはありますか。
Q11.就職活動の際に気をつけるべき点や、学生時代にしておくべきことがあれば教えていただけますか。
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取材の感想
☆木原 百香 さん
今回の取材を通して”自分の持ち場で日本1になる”と仰っていたことが1番印象に残りました。人と比べるのではなく日々その日の自分が出せる最大限の力を発揮できるように頑張る、ということは難しいことですが、私も常日頃から意識しようと思いました。また実際に研究員として働いておられるお2人のお話をお聞きし、研究されている様子を見学させていただいたことで、漠然としていた研究という仕事についてより詳しく知ることができ、遠い存在だったものが身近に感じられました。 また、私は漢方は個人の症状、生活習慣に合わせて使用する薬が異なるというイメージをもっていたので、病名に従って薬を決めることができるということにとても驚きました。実際に販売されているホノミ漢方を見せていただき、今まで漢方といえば顆粒剤と思っていたので錠剤や塗布剤・液剤までもがあると知り、新たな発見ができました。 貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
☆五嶋 菜花 さん
今まで、漢方は苦くて飲みにくい、どちらかというと古いものだというイメージがありました。しかし、今回お話を伺った剤盛堂薬品様では、錠剤や粉薬のタイプのものも製造されていたり、全体の状態をみて処方をする他の漢方と異なり、病名に対して処方できる、ホノミ漢方を製造されていたりすると知り、漢方に対してのイメージが大きく変わりました。 また、御三方のお話を伺った中で何度も出てきたのが共生の考え方でした。基本理念ということで、服薬される方やホノミ漢方を扱われる薬店に対してはもちろん、就業規則のお話など、会社内でもその理念が統一されているのが伝わってきました。また、研究職の方からのお話で特に印象的だったのは、職場内で気軽に話ができる環境があり、同僚と話し合いながら進めることもあるという点でした。一人でコツコツ研究するというのではなく、困ったことがあれば皆に相談しながらできる環境というのはとても素晴らしいと思いました。私自身、製薬会社の研究職に興味があるので、直接研究職の方からお話を伺うという経験はとても貴重で勉強になることが多かったです。
☆亀田 由梨奈 さん
自分が将来、興味がある分野について取材することで、製薬会社と薬について、詳しく学ぶ機会となりました。もともと、漢方についてあまり知らず、漢方の効果などに疑問を感じていました。ですが、漢方の製造や研究所を見学させていただいたことで、漢方について正しく、深く知ることとなりました。また、剤盛堂薬品様の方に、多くのことを取材する過程で、女性研究者の方から、研究の面白みや薬学部の先輩としての貴重なアドバイスをいただきました。アドバイスと今回の取材や企業内の見学により、製薬企業への興味関心がより一層深まりました。なので、将来に向けて、研究するだけでなく、自分で研究のテーマを見つけたり、様々な論文を読み解く力など、研究者に必要な能力を身につけたいと思いました。このように、今回の取材で、多くのことを知り、目標に向けての助けになる貴重な体験をすることができました。
取材協力:剤盛堂薬品株式会社
和歌山県和歌山市太田二丁目8番31号(本社)
TEL:073-472-3111
HP:https://www.zaiseido.co.jp/
企業調査隊 学生レポーター協力:和歌山県立医科大学キャリアセンター
企画運営・制作:若年者地域連携事業推進センター