③クオリティソフト株式会社

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「クオリティソフト株式会社」
わかやま企業調査隊 若年者地域連携事業

地域の中小企業への理解を深めてもらうため、
県内大学のキャリアセンターと連携し学生を募り企業調査隊を結成しました。
学生目線で取材し、企業の魅力を発信しています!

取材に御協力頂いた企業は全6社!

3月には、参加頂いた企業の強みや魅力等を再発見し理解を深めてもらうため「業界研究会」
開催いたします。
企業と学生、若者が交流できるイベントです。是非、御参加下さい。

「クオリティソフト株式会社」

★インタビュアー
和歌山信愛女子短期大学 山本 紗蒼さん
和歌山大学 藩 明日香さん
和歌山大学 西村 拓真さん
取材に行った感想は最下部から!【感想はこちら】

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インタビュー:代表取締役社長 浦 聖治様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.御社は、PCやスマートデバイスを中心としたエンドポイントセキュリティ対策や、IT資産管理のソフトウェアの開発と販売を行っている会社だと思うのですが、事業内容について詳しく教えてください。

 「エンドポイントセキュリティ」というのが今中心になっているんですけれども、もともとはライセンス管理っていう事業分野から始まったんですね。

ライセンス管理っていうのは、コンピューターのソフトウェアを、いかにきちっと知的財産を守りつつ、皆さんが使いやすくするというところから始まったんですけれど。その延長上でIT資産管理というジャンルが出来て、その後、PCにどんなふうに入っているかというのを見ていくわけなんだけど、その延長線上でPCをいかに守るか、外部から侵入されてしまって全部コントロールを奪われるとか、そういう事件が発生しますけど、それを対策するためのエンドポイントセキュリティ。

エンドポイントとは皆さん使っている端末ですね、元々は、「オンプレミス」という言葉があるんですけれど、お客さんが自分の所にサーバーを置いて、そこから皆さんのPCを見て、ということから始まっているんですけど。今は、たぶんご存知だと思うんですけど、「クラウド」ですね。「インターネットの彼方からみなさんのPCを見てあげますよ」というところに来ています。そういうジャンルで我々は今67%位のシェアを持っております。

クラウドでやると良いことは何かというと、全国に小さい拠点がいっぱいあったりしますよね。あそこに50台、ここに30台、ここに20台みたいな、その時に管理者の人が色んな所に回って全部やるわけにはいかないわけ。クラウドでインターネットからやってると、契約をするだけで全部見てくれるんで、その辺が非常に楽になるということですね。

あと、海外に拠点があるような時も、管理者の方があっちこっちに回るわけにいかないということで、「クラウドでやるとすごく楽」ということで、そういうことで最近は頓に重宝されているそう言うふうな事業をしております。

Q2.同業者と比べてどこが違うのか教えて下さい。

 同業者はさっき申し上げた、オンプレミスというお客さんの所にサーバーを置いて、そのサーバーからサービスを提供するというのがほぼ中心です。ちゃんとクラウドからサービスを提供できるのがうちで、そこが大きく違います。

もう一つはクラウドからインターネットの向こうから提供しているんで、「サブスクリプション」って聞いたことあります?

サブスクリプションっていうのは「定期購読」っていう意味なんですよね。例えば新聞を取っているのもサブスクリプション。毎月雑誌を購入していたらサブスクリプションです。

同じように「インターネットからPCを守る」というサービスを、サブスクリプションできるわけです。

Q3.2016年から会社を東京から白浜に移されたということですが、なぜ白浜を選ばれましたか?

 会社を東京から白浜に移したっていうわけではないんですよね。

白浜を選んだのは2001年にソフトウェアの検査(テスト)をするために、こちらに事業所を作ったと。

2016年は登記上の本店所在地をこちらに移したということで、本社が白浜になったのが2016年、でもそのだいぶ前からもうこちらで仕事をしていました。

こちらを選んだのは、もともと私、和歌山県串本町生まれというのもありますけど、その前に地方で仕事をする場所として探している中の一つでした。

その時に重要なポイントが、空港があって東京からすぐ来れること。例えば東京からすぐに行けると言ったら、山梨でも行けるかもしれないし、新幹線乗ったら、静岡でもあるかもしれないしとか、そういう選択肢もあったんですけど、その時県の方が一生懸命頑張ってくれたりとかして、「じゃあこっちでやってみようか」ということを始めたわけですね。

それかだんだん大きくなってくる中で、ソフトウェアのテストだけじゃなくって、東京でなくていい仕事は白浜でということで、白浜にどんどん移していったと。ですから人数も東京より白浜の方が多いという状態で、あともう一つね、私昔カリフォルニアに住んでいたことがありまして、その時にすごい豊かさを感じて、日本に帰ってきて東京に住んでて「なんと日本は貧しいんだろう」と思ったんですね。

それはどういうことかというと、狭い家に住んで遠距離電車に乗って通勤してとか、和歌山に帰ってくるとすごい豊かな自然があって、こういうところで住むことが、日本人が豊かさを享受できる方法だということで、我々IT企業がけん引して日本を豊かにするということも背景にあります。

Q4.社員のモチベーションを上げるためにされていることはありますか?

 1番のモチベーションは、仕事が面白くって、どんどん仕事に引き込まれるようにやっていくのが1番。それがビジネスの中で、皆さんがなるべく面白く仕事が出来るように努力をしているということと、あと直接仕事外のことだと、各事業所で違いますけど、例えば白浜の事業所ですと、Vivaクラブというのがあります。

Vivaクラブというと社員のクラブですね。春と夏にバーべキューをしています。春は花見ですね。ここは桜の名所なんで花見をしながらバーべキューを、社員、社員の家族とかがきて、あと夏は川べりで泳ぎながらバーべキューというような、その同じVivaクラブで、ボーリングやりましょうとか、そういうようなことが行われています。

あとはもうひとつは最近始めたんですけど、誕生日にお花を贈ろうかなと、「この会社にいて良かったな」と思って貰えればいいなと思ってね、そういうようなことをしています。

Q5.オフィスではフリー・アドレスやペーパーレス化の強化を推進しているという事ですが、他にも環境に配慮していることについて教えてください。

 今「フリー・アドレス」という言葉が出ましたけど、フリー・アドレスっていうのは、どこに座ってもいいですよという、アドレスが決まっていませんというのをフリー・アドレス。

なのでうちの会社は、昨日座った場所に今日座ってはいけませんと、要するにアドレスに固定されてなくって、あちこちに座るのがフリー・アドレスですよね。

それで、それはもう一般的な言葉なんだけど、「アドレス・フリー」ていうのはアドレスが無い。どういうことかというと、もう会社来なくてもいいよ、どこで仕事をしてもいいよ。

最近では、「テレワークデイズ」ってあったのを知っている? 来年オリンピックがあって、東京が大変になる。なのでオリンピックの期間中は会社に出てこなくて家で仕事をしようというふうな準備をしているわけで。それテレワークですよね。

なので、アドレスから解放されて、どこで仕事をしてもいいというのがアドレス・フリーで、環境を変えるとひらめきが起こる。同じ景色しか見ていないとね、頭が広がらない。

Q6.御社のHPを拝見すると自由な社風を感じましたが、そのことによるメリット・デメリットについて教えてください。

 これはさっき申し上げた「アドレス・フリー」の考え方言いましたよね。もうどこで仕事をしてもいいよと、今完全にそうなってるわけじゃないけど、そっちを目指しています。

それ自体が非常に自由なわけなんだけど、良い面はそういうクリエイティブな人がクリエイティビティを発揮しやすい環境であるということ、もう一つは、それによってどれだけのアウトプットが出せるかというどれだけ効率良く仕事が出来るかというのが常に裏腹なわけですよね。

「あいついないけど、どうしているんだろう」とか、「いやいや、すごい仕事をしています」とか、というふうになってほしいけど、なかなかそうはいかずにね、ちょっと上手く仕事が出来なかったりする可能性はないかなとか、そういう時にマネージャーの人は苦労するわけですよね。

Q7.オフィスのセミナールームを地域の方に開放しているとのことですが、どれぐらいの人が利用していますか?その内、地元の人の利用頻度はどれくらいですか?

 セミナールームだけじゃ無くて、ここのオフィスは、芝生とか含めて全部で5530坪あるんですよ。建物の部分が750坪、ここで今働いているのが90人余りなんですよね、750坪全部いらないということで、半分をクオリティソフトが今のビジネスで使い、半分を外に開放しているというか、外の人がどんどん来るようにというふうなことを考えていて。

人がどんどん集まってくると、その人達が交流しあう中で、イノベ―ションが起こると、それがイノベーション・スプリングス。

そのイノベーション・スプリングスはいくつかのやり方をもって人を集めようとしてまして、一つは、社員食堂があるんですね。社員食堂を「くおり亭」という名前にして、社員だけでなく、外の人も来れるようにしています。

月曜から金曜日まで、昼に開けてまして、だいたい外から4、50人、多い時だと80人位来たことがありますね。春休みになると、学校が休みになって給食がないと、先生が待機をしたりとかして。1番多い時、80人位来た事がありまして、そういうふうな形で、どんどん地域の人が昼飯という形でこちらにくる中で、面白い会社があるなと見てもらうという。それが一つ。

それからセミナールームとか、あとコワーキングスペースとか作ってるんですけど、これはまさに色んな人が集まってきて、交流する中でイノベーションが起こるという風なことを目指してるんですけども。

Q8.今後のビジョンについてお聞かせください。

 さっきからエンドポイントセキュリティの先で、どこでも仕事が出来るような環境を作っていきたいというお話をしましたけれど、それがまず第1点です。

あともう一つはそれがクラウドなんで、やっぱり日本はクラウドのインフラストラクチャ―という基盤が、実は海外に頼っているんですよね。

皆さんご存知かどうか分からないけれども、「AWS」って聞いたことあります?アマゾンがやっているクラウドの基盤です。

社会基盤というと、道があったり、鉄道がありますけれど、同じようにITの世界でもそういう基盤があるわけだ。

例えば、クラウドの向こうで計算ができるように、ここでやってるんだけど、向こうでやってるみたいなね、そういう基盤がいまほぼ海外依存になっているんですよ。

我々がそのクラウドサービスを自分達で提供していく中で、日本なりの基盤を作らなきゃいけないと思っています。

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インタビュー:開発本部 開発1部 ISM開発プロジェクト 弓場 俊介様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.入社を決められた理由をお聞かせください。

 解放感と清潔感があるオフィスで、またフリー・アドレスや社内食堂など、設備が充実していまして、仕事をするには素晴らしい環境だと感じまして、こういった社内環境や福利厚生が充実している面が入社を決めた一番の理由になります。

Q2.この仕事で苦労されたことを教えてください。

 セキュリティソフトISMというのですが、その新機能実装の際にですね、バグの修正が上手くいかなかったことがありまして、その時は先輩社員の方にご協力いただきまして、解決することが出来ました。

Q3.会社で働いて良かったことや、やりがいを教えてください。

 社員間で意見交換がしやすい雰囲気といいますか、そういうものがありまして、学びがすごく多いことですね。

あと携わったプロジェクトが無事完了した時に感じる達成感が、やりがいに繋がっています。

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インタビュー:開発本部 開発管理部 検証プロジェクト 田中 夢希人様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.仕事の内容について教えてください。

 主に製品のテストを行っています。具体的には開発された製品に不具合が無いかや、お客様にとってこの製品は使いやすいものとなっているかを実際に製品を使って確認したりしています。

後は製品マニュアルに誤字脱字や誤った情報が記載されていないかの確認を行ったりしています。

Q2.仕事のやりがいを感じる時はどんな時ですか?

 やりがいはテストの中で自分で発見した不具合を報告するんですけど、報告した不具合が修正されていることを確認した時に、すごく達成感があって、そういうところがやりがいに繋がっていると思います。

Q3.仕事をする中で一番大切にされていることは何ですか?

 大切にしていることは、テストを怠って不具合やバグを見逃してしまうと、製品の品質を大きく下げてしまうことになるので、そういったことが無いように1つ1つミスなく確実にテストを行っていくという事を大切にしています。

取材の感想

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■山本 紗蒼さん
クオリティソフトさんへの取材はとても緊張したけど、楽しみながら多くの事を学ぶことができ、とてもいい経験となりました。
実際に社員の方からお話を伺うことによって、仕事に対しての熱意や仕事の楽しさ、難しさなどを知ることができました。
また、和歌山大学の学生さんと交流することもできてとても貴重な体験となりました。

■藩 明日香さん
クオリティソフト株式会社の方々に取材をさせて頂けたのは、すごく良い機会になったと思います。
社長と直接お話しできたことや、自分と年齢の近い社員の方とお話しできたことは今回が初めてで、社会人と直接お話するというのは、最初は緊張しました。そうは言っても、質問していくうちにどんどん緊張も解けましたし、社長も社員の方も優しい方で話しやすかったです。
質問内容の答えに専門用語が入っており、最初聞いた時は理解できませんでしたが、社長がわかりやすく説明してくれたのである程度理解することができました。
新しい知識を手に入れることができたと思います。
取材するにあたって、ただ企業の方とお話しするというだけではなくて、カメラが回っていたため大きい声でハキハキと話すという事を気にかけないといけなかったため一回撮るだけで終わらないというのが、普通に取材するのとは違って難しい所だと思いました。
他にも、仕事現場を見学することができて、仕事現場を間近に感じられる良い機会でした。
それから社内の色々な所を紹介して頂けたので会社の雰囲気を感じることができたと思います。
そして、地域の方なども利用できるという社内食堂で昼食を食べることができたのが良かったです。ご飯も白米と玄米の両方が置いていたり、野菜が豊富に使われていたりする食べ物だったので、健康に配慮しているメニューだと思いました。
お話で聞いた通り、社員の方も多く利用する社員食堂であるようですし、地域の方が訪れている様子も見ることができ、人がまた来たくなる空間だと思いました。

■西村 拓真さん
今回の企業調査を経験して、自分は新たな考えを持つことに至った。自分にとって会社とは、堅苦しいもののような印象を持っていたが、クオリティソフトでは、とても自由な形で働いていた。社長や社員の方へのインタビューもとても気楽にやらせて頂き、とても充実したものだった。

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