①オプラスグループ

「オプラスグループ」
わかやま企業調査隊 若年者地域連携事業

地域の中小企業への理解を深めてもらうため、
県内大学のキャリアセンターと連携し学生を募り企業調査隊を結成しました。
学生目線で取材し、企業の魅力を発信しています!

取材に御協力頂いた企業は全6社!

3月には、参加頂いた企業の強みや魅力等を再発見し理解を深めてもらうため「業界研究会」
開催いたします。
企業と学生、若者が交流できるイベントです。是非、御参加下さい。

「株式会社オプラス」
多角的総合物流サービスを提供している会社です。

★インタビュアー
和歌山信愛女子短期大学 森 千尋さん
和歌山信愛女子短期大学 渡邉 早香さん
取材に行った感想は最下部から!【感想はこちら】

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インタビュー:代表取締役社長 上中 崇司様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.御社の事業内容について詳しく教えてください。

 弊社は物流業全般にやらせて頂いております。

詳しくという事ですので、少し事業の内容を簡単に説明させて頂きますと、大手の路線業者というのがありまして、そちらの代理店という業務をやっております。

それからコンビニエンスストアの配送センターの運営、他には食品卸会社の物流センターの運営、これもやっております。

あとは、某スーパーマーケットの物流センターの運営、こういった形になっています。

そして本社の中で食品共同配送という業務をやっております。

それからですね、3PL事業というのを中心にやっております。

その他諸々ですね、色々な配送業務というのをやっております。

3PLというのは、ちょっと分かりにくいと思うんですけれども、こちらは物流用語になりまして、サード・パーティー・ロジスティックスという言葉の省略形という形で思っていただければいいと思いますけども、内容的には荷主さんに対しまして、物流の改革を提案しまして、包括して物流業務を受託する業務、これを一般に3PL(サード・パーティー・ロジスティックス)というふうに言います。

ちなみにサードパーティーというのは、ファーストパーティー、セカンドパーティーというのがありまして、ファーストパーティーというのは、荷主企業さんが独自で自分自身で、ロジスティックス物流を行うという意味です。

セカンドパーティーというのは、物流の専門業者へロジスティックスの部分だけを、物流の部分だけを、部分的に委託するという事です。

サードパーティーになりますと、その枠をもう一つ広げた形で、物流に関わる全ての業務全般という捉え方をして頂いて結構です。そういった形の内容でやっております。

Q2.コンビニエンスストアへはどのくらいの頻度で行きますか?

 コンビニエンスストアの配送をやっておるということを先ほど申し上げましたけれども、1日に3便、3回同じ店に行くことになります。

温度帯は、チルドという温度帯で、冷蔵の温度帯の商品を1日に3回お店に配送させて頂いております。

Q3.和歌山最大級の物流会社としての強みや特徴などをお聞かせください。

 弊社は運送業から物流業の変革ということで今まで進めてきました。

物流と運送との違いというのは、難しいかもしれないですけど、弊社で考えている違いというのは、運送というのは物を運ぶだけのためのイメージですね。

物流というのは運ぶのも含めて、荷物を保管したり仕分けして出荷したり、入荷したりという全般的なその物の流れに関わる業務というのを物流業と捉えています。

弊社も昔は運送だけをやっていたんですけど、それだけではお客様の要望に応えられないということで、お客様の要望に少しでも応えられるということを目指して、物流業にどんどん変革していったという流れがあります。

あとはその物流業に変革するために、物流業務を弊社としましてはシステム化することを進めてきました。

それによって、いわゆる「高品質」という言葉で言いますけども、もう少し落とし込んで言いますと、出荷・入荷の品物の間違いというエラーが少ない、これが高品質の1つの要因であります。

あと保管している時の商品にあった温度で保管する、これがひとつの「高品質」の要因になります。それからそういった形の事を、プラスの事を「高品質」という形で捉えておりまして、それに合わせて、「高品質」かつ「低コスト」、コストの安いサービス、これを目指してやってきたというのが、お客様から受入れられて、今に至るという形ですね。

業務の流れ、業務の中身で言いますと、今のような流れでやってきたというのが今に至る強みという形になります。

この強みが発揮できた理由としましては、弊社の先代の社長から受け継がれている言葉なんですけれども、「よそに出来てうちにできやんことはないよ」と、この言葉を凄く昔から私達も聞かされまして、確かにそういう気持ちで物事に取り組まないと、出来ない理由を並べてやらない、出来ないというのは簡単なんですけども、いかにまあこう皆が出来ないであろうということを、「よそが出来ているのであれば必ず我々でもできるはずだ」という前提で物事に取り組んできた結果が、そういうことを積み重ねてきた結果が今に至ってるのではないかなというふうに考えています。

Q4.どの様な人材を求められていますか?

 今現在は、特に人手不足ということが言われている世の中であります。

その中で、弊社が求める人材というのは、毎年私どもも新入社員に入って頂いて入社式というのをやるんですけども、その時に、私毎年言わせてもらっている言葉なんですけども、これが最初から今までずっと私が社長になってから、入社式で皆さんにお伝えしている言葉は、「失敗を恐れずにチャレンジする心を持ってください」と、そういった何事も臆病にならずに何事も前向きにですね、さっきの「人に出来て自分とこにやれないことはない」というような言葉に繋がるんですけども、何でもやれるという気持ちで、取り組んでもらいたいとそういった気持ちを持った人が来て頂きたいなというふうにいつも考えています。

それともう1つは、人として、相手の気持ちの立場で物事を考えれるとか、その気持ちを理解できる、気持ちを汲めるような心を持った人というのを重視しています。

Q5.今後の事業展開についてお聞かせください。

 今後は、弊社の事業展開といたしましては、エリア的に、今和歌山それから大阪の南大阪方面を中心として展開してるんですけれども、その展開エリアをもう少し広げたいなというふうに考えております。

近畿一円を中心として、近畿一円に付随する、その近くの地域までも一応視野に入れて業務を拡大していきたいなというふうに考えています。

それから、業務自体をさらにシステム化それからロボット化といいますかね、機械化等を、さらに進めていきまして、更なる「高品質」それから「低価格」の実現というのを目指していきたいなというふうに考えています。

最後にもちろん先ほど申し上げていましたように、人材というのを、弊社では特に重視しております。その中で社内環境を更によくするために整備して、充実した社内環境づくりっていうのを重点的に進めていきたいなという風に考えています。

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インタビュー:和歌山食品東LCセンター長 坂本 佳之様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.ドライバーの方たちは男性の方が多いイメージが強いのですが、職場での男女比について教えてください。
また、最近では女性も活躍されているということをお聞きしたのですが、女性が働いている仕事の内容についてお聞かせください。

 そうですね、男女比なんですけど、だいたいで言えば9対1ですね。男性が9、女性が1っていう割合になっています。

最近は女性の方も多く入ってこられて、ほぼね、総務や管理の実務業務がほとんどになっているのですが、最近では総合管理であったり、現場の仕事もどんどんしていってもらってます。ほとんど男性ばかりなんですけど、その中でもドライバーさんで、女性の方も何名もいらっしゃいまして、そういう男性の仕事のイメージが強い部分でも、どんどん増えていってくれればなというふうに思っています。

Q2.仕事で必要な技術とはどのような事でしょうか?

 運送業界で一番必要なスキルっていうのは、やっぱり効率をどういうふうな動きをすれば一番効率がよくなるかって言うのを考えることが一番必要な技術というか、ことかなと。

もちろんPCのスキルだったり、そういうのもっとあれば一番いいんですが、どう人を動かせればどう指示すれば効率が良くなるか考える、それが一番必要なスキルかなと私は思いますね。

Q3.業務の向上についての取り組みについて教えてください。

 僕たちは1年に一度、目標管理シートという紙を会社に提出します。1年間で自分がどうなりたいのかどうしたいか目標を改めて設定しています。その中で個人のスキル・ニーズを公表することによってそれを業務に繋げていく。

もちろんその目標管理シートの中には業務の改善であったり、効率アップを図るための内容も含まれてまして、それをまず目標を設定することによって、個人プラス業務の向上に取り組んでいけるようなかたちになっています。

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インタビュー:和歌山雑貨東LC 坂本 美紗様
※インタビューの内容は質問をクリック!

Q1.仕事の内容について教えてください。

 3PL事業部をして商品をお客様からお預かりして全国の100円ショップの各店舗様に商品を出荷する業務を行っています。

Q2.この仕事をしていて、苦労したことがあれば教えてください。

 一つ一つの作業にミスが許されないので、気を配ることが多い所が苦労する点です。

Q3.会社で働いて良かったことや、やりがいを教えてください。

 新入社員なんですけど、一人で任せてもらう仕事も多くあって、責任感を持ちながら仕事が出来ることがやりがいを感じます。

困ったときは、周りの方々がすぐに助けてくれるので、ここの会社で働いてよかったなと思います。

取材の感想
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■森 千尋さん
私達が安心して商品を買うことが出来るのは、オプラスグループさんが配送だけでなく、保管など全てにおいて様々な工夫や取り組みをされているからだと思いました。
また、職場の雰囲気も明るく、チームワークの良さがとても伝わってきました。

■渡邉 早香さん
オプラスグループさんに取材させて頂き、今まで知ることのできなかった物流について知ることが出来ました。
また、3PL事業についても学ぶことができ、とてもいい経験になりました。働く女性も見させて頂きとてもかっこいいと思いました。

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