「株式会社農業総合研究所」
わかやま企業調査隊 若年者地域連携事業
地域の中小企業への理解を深めてもらうため、
県内大学のキャリアセンターと連携し学生を募り企業調査隊を結成しました。
学生目線で取材し、企業の魅力を発信しています!
取材に御協力頂いた企業は全6社!
3月には、参加頂いた企業の強みや魅力等を再発見し理解を深めてもらうため「業界研究会」を
開催いたします。
企業と学生、若者が交流できるイベントです。是非、御参加下さい。
「株式会社農業総合研究所」
★インタビュアー
和歌山信愛女子短期大学 百合 穂の美さん
和歌山信愛女子短期大学 廣田 絹香さん
和歌山信愛女子短期大学 屋敷 陽菜さん
取材に行った感想は最下部から!【感想はこちら】
インタビュー:代表取締役社長 及川 智正様
※インタビューの内容は質問をクリック!
▼ Q1.御社は、ITを駆使してクリエイティブに新しい農産物流通を創造し続けている会社だと思うのですが、その取り組みについて具体的に教えてください。
どんな取り組みだと思います?なかなか想像つかないと思うんですよね。
今日は来て頂いて弊社の名前㈱農業総合研究所って名前じゃないですか、1番始めにこんなことをやっている会社なんだなって、どんなことを思いましたか?
学生:農業を研究している会社。
そうですよね、どんな研究だと思いましたか?
学生:農業の薬品とかそっちの方の研究。
そうですよね、薬品とか種とかを、何か新しいものを作っていく会社かなとか思われたと思うんですけど、実は全くそういう事やっていないんですよね。
よく同じ質問を頂くんですけど、「何を研究しているんですかって?」言われるんですけども研究していないんですよ。
社名が嘘なんですよ。じゃあ、なぜ研究って名前でやっているかというと、1つ皆さんに質問したいんですけど、農業ってどんな仕事だと思います?
農業って、ぱっと思いついたの何でもいいと思うんですけど、どんな仕事だと思います?何でもいいですよ。
学生:野菜を育てる。
そうだよね、そうだと思うんですよ。野菜とか、果物とか花とかお米を作る仕事じゃないのかなって思われる方多いと思うんですよね。
確かに僕も作る仕事って、とっても大切だと思ってるんですけども、僕は作るだけが農業の仕事じゃないと思っているんですよね。
何が言いたいかと言ったら、野菜を作るだけではなくて、やっぱり野菜というものは、食べてもらって、価値が出るものじゃないですか。
なので、作る所から食べるまでを全て総合的に研究できる、農業の会社をやりたいなっていうことなので、作るだけじゃなくて口に入るもの全てを研究できるようなそんな会社をやりたいという気持ちを込めて、「農業総合研究所」ていう名前を付けましたっていうのが、メディア向けの話ですね。メディア向けですね。
今日はメディア向けではなく学生向けの話を、裏話をさせてもらうと、この会社って実は私自分で作った会社、僕が作った会社なんですね。
約12年前に僕一人で作ったんですけど、一人で会社を作ったんですよ。一人でですよ。
お金も50万円しかなかった。50万円しか。50万円ってバイトしたら作れそうじゃないですか。お金が50万円しかなくて、何やるか決めてなかったんですよ。
ただ、農業の流通の会社をやろうって考えた時に何となくね、会社名位はちょっと固めで、ちょっと国の機関っぽい名前を付けとくと、間違って仕事が舞い込んでくるかな、みたいなそんなやらしい気持ちがありましたっていうのが裏なんですけど。
農業をどうにかしたい気持ちを込めて、農業総合研究所という名前でやらさせて貰っています。
じゃあ、どの部分でITを使っているかという話なんですけど、僕らはあの農業を良くしていくと考えた時に、作るところから食べるところまで、何をやらないといけないかと思った時に、まず流通をちゃんとやらないといけないと、農業って良くならないのかなと思ったんですね。
農業って「豊作貧乏」っていう言葉があるんです。これは難しい言葉なんですけども、これは良いものがたくさんできると、農家さんは貧乏になるらしいんですね。不思議じゃないですか?車屋さんが良い車沢山出来て貧乏にならないですよね。
これは何が良くないかと言ったら、流通が良くないからそういうことが起きるんじゃないかと、また流通をやっていこう。
その中でやっぱり色んな情報ですよね、いま情報化社会、IT化社会と言われているので、ここをITを使って伝達をしていきましょうと。
まず1つ一番大切な情報は何かといったら、皆さんアルバイトやってると思うんですけど、アルバイトをやっていて何が一番楽しいです?
1つはお金をもらえることが楽しいことだと思うんですけど、お金以外に何か楽しいことあります?
アルバイトをやっていて、たぶんなんかこうお客さんから「ありがとう」とか上司から「助かったよ」とか言われると、「ああ、頑張ろう」とかって思うんじゃないですか。今までの農業ってあまりそういう声って聞こえてこなかったんですね。
まず1つは僕らがやっているのはITを使って「ありがとう」「おいしかったよ」「またよろしくね」ていう言葉が届くようなしくみをつくっていこうかなと。
作っている人から食べている人に「いつも僕の野菜や果物を食べてくれてありがとう。また買ってよ。また食べてよ。」ていうのをITで伝えて、逆に食べている人が、作っている人、農家さんに「いつも美味しい野菜と果物をありがとう。また出荷してね。また送ってね。」そういう「ありがとう」「またよろしくね」ていう言葉が、ちゃんとダイレクトに届くような仕組みを、ITを使って実践をしております。
もう一つ大切なのが、「ありがとう」の言葉だけじゃなくて、やぱりお金も入ってこないとなかなか仕事って続かないじゃないですか。なので、もっともっとより収益を上げるためにITを使って情報伝達をやっていこうっていうこと。
何をやっているのかというと、いま我々のITの仕組みをですね、生産者の方が使って頂くと、都会のスーパーマーケットの情報が分かる仕組みになっているんですね。
どんなことかと言ったら、他の生産者がいくら位の金額を付けて野菜と果物を売っているであったり、後は市場がスーパーから仕入れている野菜と果物がいくら位で売っているとか、あとはそのスーパーマーケットが駅中にあるスーパーマーケットなのか、もしくは駐車場がいっぱいあるかとか、駐輪場がどのくらいだとか。
何が言いたいのかというと、我々のこの農産物プラットホーム、僕らやっている仕事っていうのはですね、農家の方が好きな金額で野菜と果物をまず売れるんですね。
例えば自分のトマトを100円で売りたいと、他のスーパーで100円で売りたいと思ったら生産者が値段を決められると。
もうひとつ面白いのが、どこのお店か選べるんですね。どこどこスーパーっていうことではなくて、どこどこスーパーの○○店で私が売りたいていうことを、自分で指定できる。好きな時に好きなだけで出荷できるというそんな特徴がある。
それは流通を上手く回していこうと思ったら、都会のスーパーの情報が分からないと、例えばいくらで売ったらいいか分からないってなったり、あと、どの店舗で売ったらいいか分からない、この辺をですね、ITを使って情報伝達をやらさせてもらってます。
なかなかこう見えにくいんですけども、農業総合研究所は一言でいうと「農業×ITベンチャー企業」ですね、このITを使ってより良い農業をつくっていきたいなと思っています。
▼ Q2.農業参入企業や農産物直売所へ6次産業化をサポートされているということですが、そのことについて詳しく教えて下さい。
はい、色んな仕事をやっているんです。
1番の仕事を、僕は流通を整備しないと農業は良くならないだろうということなんですけど、今色んな企業さんが農業に参入したいって言って来てくれているんですよね、なので、そこの用途という形でアドバイスすることもやらさせてもらっています。
ただ、すごく思う事は、いま言葉で言った6次化って何か知ってます?
学生:知らない。
知らないですよね。農業って何次産業か知ってます?
学生:1次?
1ですね、1次産業ですね、農業とか漁業とかういうのが1次産業といいまして、2次産業、流通業、3次産業でサービス業とかあって、この1次、2次、3次をかけて6次産業化って、今農業は作るだけじゃなくて、6次産業にしていきましょうよというのが、この6次産業化サポートって呼んでるんですけど、これ凄く大切なことなんですね。
例えば「みかんが沢山できちゃった」なので、みかんを捨てるんじゃなくて、「捨てるみかんはジュースにして売ったらいいじゃないか」という、そういうことを6次化って言うんですけども、僕らはその前段階からひとつ掘り下げていこうかなと思ってるんですね。
何かって言ったら、「たくさん出来ちゃったからジュースにして売る」っていうことだけでなくてですね、まずはみかんがたくさん出来ても、ちゃんと儲かる仕組みを作ろうかなということを大切にさせてもらってます。
まずは原体野菜と果物を、そのままの形で国内で流通をさせて儲かる生産者は儲かる仕組みをちゃんと作ってあげて、これが出来てから今言った6次化をもっとサポートしていこうか、余っているからやるんじゃなくて、もっともっと収益を上げたいと。「自分はみかんだけ売るんじゃなくて、もっともっと売り上げを上げたい」、そういう生産者に対してですね、「じゃあこうやって確保したらいいんじゃないですかって、こういう販路を作った方が良いんじゃないですか」とアドバイスが出来る、そんな会社になっていきたいなと思っております。
そうですよね、なかなか起業家って会ったことないんじゃないですか?思っていると上場企業の社長なんて、なかなか会う機会がないんじゃないのかな。
和歌山で何社上場企業があるか知ってます?知らないですよね、9社しかないんですよ。全国にはだいたい3800社位あってその9社が和歌山県であると。
何で起業したかといいますと、皆さんご出身は和歌山県ですよね。
私出身は和歌山県ではないんですよ。ちょっとしゃべり方を聞いて「おぉ、お前和歌山県民じゃねぇなみたいな」と気付かれたんじゃないかと思うんですけど、生まれは東京なんですね、育ちが埼玉県なんです。
じゃあ何でこうなっちゃったかといいますと、もともと東京生まれで東京農業大学出身だったんですね。東京農業大学出身で、あまりね、皆さんのような優秀な学生ではなくて、大学時代何やっていたかというと、勉強は全くやってなくて、お酒ばっかり飲んでいたんですよ。
もしかしたら大学4年生の時に、キリンビールから表彰されるんじゃないかなというくらいお酒ばっかり飲んでいたんですよ。
でも皆さんも同じだと思うんですけど、大学を卒業しようと思ったら卒論を書かないといけないですよ。
その卒論で何をしたかというと、じゃあ今のデータを使ってね、10年後、50年後、100年後を日本の農業がどう変化するかというものを調べてみようかなという卒論をやりました。やった結果、その卒論でどんなデータが出てきたかというと、今と全く同じなんですね。
どんなことかというと、農業をやる方は、どんどん減っていきますよと、ああそうなんだ農業やっている人と、どんどん平均年齢が上がっていきますよと。今もう70歳近くまで行っちゃってるですよね。
どんどんどんどん耕作放棄地ってわかりますかね?耕されてない畑が広がって、滋賀県くらいあるんです。耕されていない畑がね。
そして食料自給率が右肩下がりに下がっていきますね。今40%、食料自給率切っているんですね。
何が言いたいかというと、悪いデータしか出てこなかったんですよ。それをやっていて、それを見て、あれ農業って衰退産業で非常にまずいんじゃないかなって。
農業って食の根幹じゃないですか、食の根幹の産業が衰退してきているっていうのは、非常に日本にとって悪いことなんじゃないのかな、まずいなって思ったんですね。
でも違いますよ。一番まずいのは大学4年生になってやっと気付いた僕が一番まずいんですけどね。卒論をやってやっと気づきましてね。
これじゃあ、社会に出たら農業の仕事をやろうかなと思って、社会に出たのが1997年、何があったかというとバブルっていう社会がはじけた年の社会に出ていて、残念ながら、就職口は無くて、たまたま引き取って頂いた会社が農業関係ではなくて、半導体の会社に引き取って頂いて、東京で就職をして、栃木の宇都宮で6年間営業の仕事をしていたんですね。
営業の仕事は超楽しかったし、新人社員100名の代表をやらせてもらって、これはもうその仕事をやっていて良かったかなと思ったんだけど、やっぱり農業がやりたいなという気持ちがあって、たまたま付き合っていた彼女が今の奥さんなんだけど、和歌山県出身で、和歌山県で県の職員をやっていたんですよね。
じゃあ、結婚を機に自分の好きなことをやろうかなということで、たぶん男の子だったら、珍しいと思うんだけど、結婚を機に僕が会社を寿退社して、会社を辞めて和歌山に来て、自分で農業を始めたのが起業のスタートでございます。
僕がやりたかったのは何かというと、その農業をやりたいということではなくて、それだけではなくて、農業って仕組みが悪いから悪くなっていってるのかなと思ったんだよね。仕組みが悪いよね。
でも、28歳の兄ちゃんが仕組み、仕組みって言っても、まず現場でちゃんと農業をやってみないと、農業って分からないじゃないかなということで、今スーツを着ているんだけど、3年間、和歌山県美浜町っていうところで、急に農家やらさせて頂いて、感じたことはね、日本の農業の仕組みを変えていこうと思ったんだけど、なかなかね、1生産者1農家の立場で日本の農業の仕組みを変えるって難しいなと思って、3年間、農業やった後に何をやったかというと、1年間今度は農業をやめて、大阪に行って八百屋を始めてみた。
生産現場からだけでなく、販売現場から、日本の農業を変えてみると、やってみて1年間大阪で自分で八百屋を作ってやった結果ね、感じたことがあったんですよね。
どんなことを感じたかというと、作ってるときはね、1円でも高く売りたかったんです。だから値上げをしていったんです。「きゅうり3本50円、60円、70円、で買ってくださいよ」って言ってたんですけど、自分で八百屋を始めたらね、利益を出したくなるんですね、利益を。
何をしたかというと、農家をたたくようになるのね、「おい、きゅうり3本50円で持ってこい」みたいな「40円で持ってこい」悪八百屋になりまして、あれっと思ったんですよね、両方やったことがあるのに、生産も販売もやったことがあるのに、立場が変わると、考えって変わってくるんだなと。
この水と油の関係は両方やった人間じゃないとコーディネートすることが出来ないなということを、水と油を交わるところをね、生産と販売が交わるところを、たぶん農業は流通っていうところを良くしていかないと、良くならないんじゃないかということで、今から約12年前に八百屋をやめて、和歌山に戻ってきて、一人で現金50万円で設立した会社が農業総合研究所でございます。
なので、ちょっと話が長くなってしまったんですけど、何もないんですけども、ただね、農業を良くしたいっていう気持ちが誰よりも強かったからこそ、今この会社があるのかなって思ってます。
まずはですね、1つの目標が2035年までに、1兆円企業になると1兆円って想像つかないですよね。
野菜と果物を1兆円扱う会社になりたいなって思っています。
あの野菜と果物と花とお米、お肉とお魚を合わせて、皆様の口に入る金額っていくらぐらいだと分かります?
想像つかないですよね。だいたい100兆円って言われてるんですよ。100兆円。その1%を、我々農業総合研究所がやっていきたいなということが1つの目標にしております。
もう一つは、3年前にですね、ちょっと難しい言葉なんですけど、うちの会社が上場したんですね。
ここにハンマーとかあるんですけど、これ上場すると貰えるものなんでけども、東証マザーズってところに上場しました、何と農業のベンチャー企業として、我々は初の上場企業って言われているんですね。
ただ、まだ、一部上場企業っていうのが農業のベンチャーではないので、まあ一部上場企業になっていきたいなと思っています。
具体的なこの事業の展開は、何をしていくかといったら、やっとこう日本のコーディネートっていうのか段々出来たんじゃないのかなかって思うんです。
実は、もう海外に進出をしていて、香港に野菜と果物を輸出する仕組みであったり、香港で会社を作ったりしているんですけど、まだ香港だけじゃなくてね、もっともっとグローバルに欧米を含めた形の農業のコーディネートの仕事が出来たらいいなと思っています。
あのよく言われるんですね、「和歌山県なのに、農業なのに、よく会社が大きくなりましたねって」失礼なことをいう方がたくさんいらっしゃるんですよ。
でも僕はね、「和歌山県だから、農業だから会社が大きくなりました」って言いたいなって思ってます。和歌山県いいとこたくさんあるんですよね。
世界的にみると、本当にグローバル企業って首都圏ではないんですからね、東京とか大阪にないんですよ。
もっと言うと海外の会社は、だいたい本当にグローバルな会社っていうのは、地方にあるんじゃないかなと、皆さんも東京に行こうと思ったら、飛行機を使って1時間、日帰りでも、出来る距離であったり、もう和歌山県にあるメリットっていうのを活かしてね、和歌山県から世界に情報を発信が出来るグローバルなそんな農業ベンチャー企業をやっていきたいなと思っています。
本当にやりたいことが沢山あって、今は流通だけなんだけど、流通だけじゃなくてですね、川上に行くと例えば生産部門で言うと種屋さん、苗屋さん、肥料屋さんということもやらないといけないし、川下に行くと、スーパーマーケット向けのプラットホームを作っているんですけど、野菜と果物ってスーパーだけじゃなくって外食産業であったり、中抜け産業であったり、あと直接お届けするamazonフレッシュというようなそんなビジネスもある。
我々の目指すところは、全ての流通を農業総合研究所が係るまあそういうことが出来るとですね、もっともっと面白い農業をつくることが出来るし、もっともっとグローバルなそんな会社になるんじゃないかなと思っています。
▼ Q5.新しいしい仕組みを作る時に何か反発にあう事はありましたか?
沢山ありましたね。沢山あるんですけども、これは別に農業だけではなくて、新しいことをやろうとしたら、やっぱりそれは、新しくしたくない人たちがたくさんいるので、色んな反発があるんじゃないのかなって思っています。
それは先程も申しましたけど、農業だけではなく、色んな業界にあるんですね。
覚えてもらいたいのが、会社を立ち上げる人はですねドMが多いんです。ドMが多いんです。やられるの大好きなんですよね。
だからやられても気にしないっていう事と、もう一つ覚えて頂きたいのは、出る杭は叩かれます。当り前じゃないですか。出てるんですもん、叩きたくなるでしょ。邪魔だもん。
これはもう普段の生活でも、出るものは危険だからね、叩くと思うんですよね、ただひとつ覚えておいていただきたいのは、杭はですね、金属なんですね、金属なんです。叩かれると固くなるんですよね。
僕は本当に、若いころに良いも悪いも、いろんなところから叩かれたんじゃないかなって思っています。
でも、叩かれたから固くなったんですよね。固くなったら何が出来たかというと、今ではそういう方々と一緒に仕事ができるまで成長できたんじゃないのかなと思っています。
なので、叩かれたから駄目とか、やだとか言うことじゃなくて、叩かれることが絶対プラスになるんじゃないのかなと思ってますので、是非皆様もいろんな挑戦をしてもらいたいなと思っています。
インタビュー:営業本部 第1直売部 集荷支援課 紀南チーム 山田菜々子様
※インタビューの内容は質問をクリック!
美浜集荷場では、集荷業務中は農家さんの売り上げの管理であったり、あとは農家さんが売れる企画だったり、売価を相談してくるので、その相談にのってあげる生産者対応であったり、後は目標のコントロールをしたりというのが主な業務です。
集荷後は、生産者さんの圃場によって実際圃場を見ていろんなお話をしてこれからの売り上げをどうつくっていくかとかお話したり、あとは電話営業したり、事務作業をやっています。
苦労していることが今迄あまりなくて、そうですね、仕事に対してはあまりなくて苦労したことがないです。
ただ個人的な苦労というとこっちに友達がいないので、それが1番ちょっと辛い。
▼ Q3.会社で働いて良かったことや、やりがいを教えてください。
良かったことややりがいは、実際生産者さんから、価格だったり企画のことを相談されて、自分がアドバイスしたことで、しっかり売れたりとかして有難うって言われる時が一番うれしくやりがいを感じます。
インタビュー:営業本部 第1直売部 集荷支援課 紀南チーム 山嵜 遥加様
※インタビューの内容は質問をクリック!
私実家が農家なんですけど、いま日本で農業が衰退しているとかってよくお話に出てるのお聞きしたこととかありますかね。
その時に自分の家で米を作ってて、米を家の状態でやらなくなってしまったことがあって、それをきっかけに自分農家としてではなくて、他のアプローチでどうにか農業を盛り上げていけたらなとか、力になれたらなというふうに感じまして。
就職活動をしていく中で、農業総合研究所とご縁がありまして、社長の話を聞いていく中で、ここの会社だったらきっと何か変えられるのかなとか自分もその一員として頑張りたいなという気持ちが強く芽生えて入社を決めました。
山田さんの先程お話であったんですけど、農家さんから「ありがとう」という声を言って頂いたりとか、あと農家さん周りをしていく中で、「農業総合研究所で卸すようになってから、売り上げが上がったんだ」ていう声を頂いた時とかは、すごい私も嬉しく思います。
▼ Q3.仕事をする中で一番大切にしていることを教えてください。
まだ新人社員ということもあって、出来る仕事が限られていく中で、まずは挨拶とか、皆さんとコミュニケーションとかを大切にしていきたいなと思ったり、今仕事をしているんです。
■廣田 絹香さん
本日は有難うございました。
社長さんや社員さんとの会談は、緊張してしまって全然受け答えが出来なかったけど、皆さんの仕事に対する情熱がすごく伝わってきて、私もお客さんと働いている人が、お互い感謝の言葉を言えるようなところで働きたいと思いました。
■屋敷 陽菜さん
株式会社農業総合研究所に企業調査に行き、社員の方や社長様にお忙しい中、お時間を取って頂きインタビューをさせて頂きました。
社長に会って挨拶をした時に、とても話しやすく親しみやすい方だなと印象を受けました。社員の方も社長と楽しそうに話をしていたり、とても良い社内だったと思いました。社長にインタビューをして、社長が自分自身で農産物を作り上げていきたいという強い気持ちから、自分で会社をつくるという思い切った行動力に繋がり、会社をつくる前の状態が良かったという事でもなかったけれど、成功されたことがすごいなと思いました。
その過程で、販売、営業の仕事をしたりして、いろいろな職に就き様々なことを体験し、自分で何をしたいのかを発見して、農産物の流通会社として、会社を建てるということも素晴らしかったです。社員の方にもインタビューをさせてもらい、一連の仕事内容を聞いたり、スケジュールを聞いたりして、将来どんなところに就職したいという事は決まっていない自分にとっては、とても就職活動の一環になって良かったです。インタビューを終えて、帰り間際にお時間を少しもらって就職するにあたってのことを、先輩に質問させてもらい、お話を聞くことも出来て、とてもいい機会になりました。
これから就職活動をしていく中で、インタビューに行かせていただいた日の様に、色々な企業の話を聞いたり訪問して自分のしたい仕事を見つけたいと思えた1日でした。
■百合 穂の美さん
今回の企業調査では、自分自身がしたいことを明確にすることで、目標や夢は達成できるものだと感じました。
色んな面から見ることで多くの事を感じ、学べるという事と行動力の大切さを教えて頂きました。